伝統板・第二

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松下幸之助 成功の金言365(5月) - 夕刻版

2026/05/01 (Fri) 13:44:52

【 5月1日 】 

《夢に見るほどに愛する》


やはり、お互い会社で仕事をする者にとって
いちばん幸せなことは、自分の仕事に興味をもって
働けるということではないかと思います。

余暇を楽しむとか、趣味をもつということも、
それはそれで大切なことにはちがいありませんが、

そういう楽しみも、結局は、日々の仕事が
楽しくやりがいがあるということなしには、
ほんとうは成り立たないのではないか
という気がするのです。

そのためには、
やはりそれぞれの人が、仕事に興味をもって
取り組めるという姿をみずから求め、
心がけていかなければなりません。

たとえば、
皆さんの中には、会社から与えられた仕事を
かえてほしいと思っているのに、

上司から、
「これは君にとって将来必ず生きてくるのだから、
 少なくとも一年間はやってみたまえ」
というように言い聞かされることもあると思います。

そのときには、会社も何らかの配慮をもって
仕事を与えているのだからと、
そのことをよく考えて素直に理解し、
なるほどそういうものかと自分なりに納得して、

一年間それにあたっていくというようなことが
大切だと思うのです。

そうしてその上で、いろいろ工夫して
興味が湧くように考えていけば、
それでもどうしても性に合わないということも
あるかもしれませんが、

ほとんどの場合は、そうした工夫、努力の中から、
仕事に対する興味というものは生まれてくるものだ
と思います。

おそらく多くの方が、
日ごろからそういう心がまえで
仕事をしておられることと思いますが、

そのときには、自分はどの程度力強く
そういう努力をしているか、
改めて自問自答してみること要でしょう。

そしてついには

《自分の仕事を夢に見るほどに愛する、
 というような心境にまでなりたいものだ》

と思います。

『社員心得帖』

       <感謝合掌 令和8年5月1日 頓首再拝>

【 5月2日 】 - 伝統

2026/05/02 (Sat) 13:42:51


《充実感》


《二十二歳のときに独立し、ごくささやかながら、
 電気器具製造の事業を興しました。

 事業を始めた当初は無我夢中で、
 その日その日を誠実にせいいっぱい働きました。

 そうした中で、夏の日に夜遅く仕事を終えて
 タライにお湯を入れ行水をつかいながら、
 “われながら、ほんとうにきょうはよく働いたな”
 と自分で自分をほめたいような充実感を味わった
 ことを今でも覚えています。》

また、会社が大きくなってからは、
会社の仕事を通じて人々の文化生活を高め、
社会の発展に寄与、貢献していくことを使命とし、
それを社員の人とともに達成していくところに
自分の生きがいを感じつつやってきました。

このように私の生きがいというものは、
決して終始一貫して同じだったというわけではなく、
その時々でいろいろ変わってきました。

しかし、私はそれはそれでよかった
のではないかと考えています。


世の中には、
一生を通じて一つのことに打ちこみ、
そこに生きがいを求め続ける人もいます。

宗教家や芸術家といった人たちの多くは
そうだといえるでしょう。
それは非常に立派な姿だと思います。

しかし、すべての人が
そうでなければいけないというわけではない。

ある時期にある一つのことに生きがいを見出し、
それがすむと、また新たにつぎの生きがいを
求めるということも、
それはそれで意義のあることだと思うのです。

『人生心得帖』

       <感謝合掌 令和8年5月2日 頓首再拝>

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