伝統板・第二

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ひかりの一日一言139~ひかりの語録(10月) - 伝統

2026/10/01 (Thu) 05:01:57

『栄える生活365章』第10篇 ”無限”を実現するには


ひかりの一日一言《1日》
(10月1日)(P228~229)
薬剤の効果と”効く”という信念


エミール・クーエというフランスの薬剤師の処へ或る日、一人の患者が
或る薬を買って貰うべくやって来たのであった。

ところがその薬は瓶の底に少し残っていたけれども、あまり少量なので
クーエは廃棄するつもりであったが栓をすることを忘れていた。
その薬剤は吸湿性のもので、湿気を吸えば品質が変化して無効になる
化学薬であった。

科学者から見ればその薬剤は効く筈はなかったのである。

クーエはそのことを告げて、その薬剤を売ることを拒んだのである。

ところが、患者は「湿っていてもいても何でもよいから、その薬を
頒(わ)けてもらいたい。私にはその薬は効くのだから」と懇請するので
クーエはその薬剤を無料進呈したのである。

翌日になるとその患者は病気が治ってクーエのところへお礼に来た。

クーエは

「あの薬剤が効いたのではない。あれは変質してしまっているのだから、
 あれはきいたのは”あれを飲めば私は治る”という信念がきいたのだ」

と考えるようになった。

これは謂わば精神身体医学の濫觴(らんしょう)である。

       <感謝合掌 令和8年10月1日 頓首再拝>

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