伝統板・第二

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英霊の言乃葉 51 - 夕刻版

2026/10/01 (Thu) 15:00:52

****社頭掲示~令和8年10月

心残りはありません

陸軍歩兵伍長  神野 勇 命


昭和十五年四月ニ十三日

中華民国・山西省石岩窟にて戦死

愛媛県西宇和郡三崎村出身 二十五歳


御無音(ごぶいん)に打ちすぎまして申訳ありません。

お母さんからの御便りで御無事の御事とだけは承つて居ります。

支に来てからもう半年に成つて参りました。
早いものですね。

桑原様より時々御慰問品を頂きまして不自由はありません。

寫真が出来ましたから御送りします。
可愛い息子の寫真ですから大切にしまつて置いて下さい。
あんまり可愛い様な面でもありませんが、只(ただ)し
持った刀は勿論借り物ですから其の点悪(あ)しからず。

来ル拾七日に第一線に向ケ出発致します。

待ちにまった時が来たのです。
心残りはありません。

(中略)

生還は期して居りません。
御世話に成りつぱなしですが御許し下さい。

急(いそが)しいので詳しい事は書けませんが、
御健康を神佛に御願いして居ります。

どうか私が立派な働(はたらき)の出来る様見て居て下さい。
では行(いつ)て参ります。

心はすみ切って、愛の空の様です。

                        勇

父上様

        <感謝合掌 令和8年10月1日 頓首再拝>

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